鳥取砂丘の歩き方「砂地をススメ」

画像:©TRAIL ON


さあ靴をぬぎ捨てて、鳥取砂丘を歩いてみませんか?

日本最大級の広さを誇る鳥取砂丘。個性的な地形や見どころも多く、季節や時間帯によっては様々な表情を見ることができます。まさに自然のテーマパークです。


鳥取砂丘は……

山陰海岸ジオパーク:ジオパークとは、科学的にみて特別に重要で貴重な、あるいは美しい地質遺産を含む一種の自然公園です。鳥取市の西端から京都府京丹後市の東端までの「山陰海岸ジオパーク」はユネスコ世界ジオパークに認定されています。鳥取砂丘は、その代表的なジオパークの見どころのひとつです。


日本遺産「麒麟のまち」:鳥取県東部(因幡)と兵庫県北部(但馬)にまたがる地域が共有する“風が生んだ絶景と、麒麟獅子舞の文化”をテーマにした日本遺産です。その物語は、日本海から吹きつける風が自然と文化を形づくった地域という視点で構成されています。鳥取砂丘は風がつくり出した最も象徴的な景観として物語の冒頭に登場します。風が描く風紋、砂丘の起伏(馬の背など)海と砂がつくるダイナミックな地形これらはすべて「風の造形美」として、日本遺産の構成文化財に含まれています。

鳥取砂丘の歩き方「砂地をススメ」

鳥取砂丘の中にあるいろいろなスポット

東西16km、南北2.4kmにもわたる鳥取砂丘。10万年の歴史が読み取れる火山灰露出地、約47mの砂の丘「馬の背」など、長い月日をかけてつくられた自然の造形美。砂と風が織りなす圧巻のの光景は幻想的で、非日常の砂の大地に思わず言葉を失います。

鳥取砂丘
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日本海に広がる美しい海岸砂丘で、観光できる砂丘として日本最大級の広さを誇ります。その一部は国の天然記念物にも指定されていて、起伏の大きさを象徴する「馬の背」は、真下から眺めると高さ約47mの砂の壁で迫力満点!ま…
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鳥取砂丘 馬の背
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鳥取砂丘の中心にそびえる「馬の背」は、高さ約47メートルの大きな砂丘列で、砂丘を代表する景観として多くの人に親しまれています。砂の斜面を一歩ずつ登っていくと、足元の砂が柔らかく沈み込み、風がつくった模様や稜線の…
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鳥取砂丘 風紋スポット
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鳥取砂丘に広がる風紋は、風が砂に描く一瞬の芸術夜の風がつくり、朝の光が浮かび上がらせるその模様は、同じものが二度と現れない“自然のアート作品”です。繊細なラインが連なる砂の表面は、まるで絹のような滑…
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鳥取砂丘 オアシス(尻無川)
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雨や雪の多い冬は、湧き水の量が多くなって大きな水たまり「オアシス」ができます。雨や雪解けを繰り返すごとに少しずつ水たまりは拡大していき、風がない日には周囲の風景を写しこんで美しい鏡写しの景色を見せてくれます。…
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鳥取砂丘 追後スリバチ
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鳥取砂丘の奥に広がる「追後スリバチ」は、深さ約40メートルにも達する巨大なくぼ地。風が砂を削り続けることで生まれた、砂丘ならではのダイナミックな地形です。縁に立つと、目の前に砂の大空間が広がり、自然の力を全身で…
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鳥取砂丘 火山灰露出地
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鳥取砂丘の一部では、地表に“黒っぽい層”が見える場所があります。これが「火山灰露出地」で、過去の火山噴火で降り積もった火山灰の層が、風で砂が吹き飛ばされることで姿を現したものです。砂丘といえば&ldquo…
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漁火(鳥取砂丘周辺・浦富海岸)
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夕暮れ時に砂丘を訪れると,水平線近くに明るい照明が広がり,一瞬,向こう岸の街が見えているのかと錯覚してしまう。鳥取の近海では6月から10月にかけての夜間に白イカ(剣先イカ)漁が行われます。このイカ釣り船の照明が&…
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鳥取砂丘 植物
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鳥取砂丘の植物の一年のはじまり冬の間、葉を落としたり枯らしたりして休眠していた砂丘植物。春を迎え暖かくなるとコウボウシバやコウボウムギの新芽から始まり、ハマニガナ、ハマヒルガオ、ハマボウフウなど続々と新しい葉…
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らっきょうの花畑
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鳥取の特産「らっきょう」の旬は 5月下旬~6月上旬ですが、らっきょうの花は10月下旬~11月上旬に見ることができます。 鳥取砂丘の近くにはらっきょう畑が広がり、10月下旬から11月上旬に咲くらっきょうの花はまるで…
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鳥取砂丘周辺 歌碑・句碑
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多くの文人や詩人がインスピレーションを受けた鳥取砂丘。その文学的な魅力と作品に息づく砂丘の風景を特集します。鳥取砂丘西側には、文化と自然が織りなす歴史の息吹を感じさせる文学歌碑がいくつか点在しています。これら…
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鳥取砂丘 雪景色
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1~2月は、強い寒気が入って鳥取砂丘にも雪が積もります。数十センチの積雪になると、砂丘に自生する植物も雪に隠れ、まるでゲレンデのように一面真っ白になることがあります。青い日本海、白く染まる砂丘、そして澄みきっ…
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【1時間】「鳥取砂丘満喫コース(通年)」~鳥取旅時間 砂路をススメ①~

  • 馬の背 ©TRAIL ON
  • 火山灰露出地 ©TRAIL ON
  • 追後スリバチ ©TRAIL ON

鳥取砂丘の魅力をぎゅっと凝縮して楽しめる、約60分の周遊満喫コースです。


入口階段から砂丘へ踏み出すと、目の前には雄大な砂の世界が広がります。まずは砂丘の象徴「馬の背」へ。緩やかな起伏を越えて頂上に立つと、日本海と砂丘が描く壮大なパノラマが迎えてくれます。馬の背を下りると、地層がむき出しになった「火山灰露出地」へ。砂丘が生まれた歴史を感じられる貴重なスポットで、砂と火山灰が織りなす独特の景観が広がります。さらに足を進めると、風がつくり出した大きなくぼ地「追後(おいご)スリバチ」へ。砂の斜面が美しくカーブを描き、砂丘ならではのダイナミックな地形を間近で体感できます。

【40分~】「夜の鳥取砂丘満喫コース(夏季)」~鳥取旅時間 砂路をススメ②~

  • 鳥取砂丘の夕日 ©TRAIL ON
  • 馬の背 ©TRAIL ON
  • 鳥取砂丘 夕日
  • 鳥取砂丘 夕日
  • 漁火

昼とはまったく違う表情を見せる“夜の鳥取砂丘”を、約40分で気軽に楽しめる夏季限定のモデルコースです。


鳥取砂丘入口の階段からスタートし、ゆるやかな砂の道を進みながら、夜風に包まれた幻想的な砂丘

きます。コースのハイライトは、砂丘の象徴「馬の背」から眺める「夕日」と、水平線に灯る「漁火」。日没後の空があかね色に染まり、海と砂丘が静かに溶け合う時間は、まさにここでしか味わえない特別なひとときです。お好みのペースで巡れるため、写真撮影や静かな観賞など、思い思いの楽しみ方ができます。昼の雄大さとは異なる、しっとりとした“夜の砂丘時間”を体感できるおすすめコースです。

【90分】「鳥取砂丘癒しコース(秋季)」~鳥取旅時間 砂路をススメ③~

  • らっきょうの花畑
  • シェアサイクル ステーション 鳥取砂丘東側(鳥取砂丘駐車場)
  • 馬の背 ©TRAIL ON
  • 鳥取砂丘の夕日

秋の澄んだ空気の中、鳥取砂丘の“癒し”をじっくり味わう約90分のモデルコースです。


スタートは「シェアサイクル」で、爽やかな風を感じながら砂丘周辺を軽快に走り抜けます。道中に広がるのは、秋の風物詩・「らっきょうの花畑」。紫色の可憐な花が一面に揺れる光景は、この季節だけの特別な出会いです。自転車を降りたら、鳥取砂丘入口階段から砂の世界へ。足元の感触を楽しみながら「馬の背」へ向かうと、秋の「夕日」が砂丘を金色に染め上げるドラマチックな瞬間が待っています。夏とは違う、どこか静かで深みのある秋の夕景は、心をそっとほどいてくれるような美しさです。帰りは砂丘入口までゆっくりと散策。季節の移ろいを感じながら、自分のペースで癒しの時間を楽しめます。秋の鳥取砂丘を、風・光・花とともに味わう贅沢な癒しコースです。

【3時間】「鳥取砂丘植物観察文人探訪コース(春~秋季)」~鳥取旅時間 砂路をススメ④~

  • 鳥取砂丘植物 ハマヒルガオ ©TRAIL ON
  • 火山灰露出地 ©TRAIL ON
  • 鳥取砂丘オアシス ©TRAIL ON
  • 鳥取砂丘フィールドハウス ©TRAIL ON
  • 有島武郎歌碑 ©TRAIL ON
  • 鳥取砂丘ビジターセンター ©TRAIL ON
  • シェアサイクル ステーション 鳥取砂丘東側(鳥取砂丘駐車場)

鳥取砂丘入口階段から歩き始め、砂丘オアシスや季節の植物、火山灰露出地など、砂丘ならではの自然をめぐるコースです。


途中ではフィールドハウスで砂丘の成り立ちを学び、文人たちの歌碑・句碑を訪ねて文学の息づかいにも触れられます。後半はシェアサイクルで爽やかな風を感じながら移動し、最後は鳥取砂丘ビジターセンターで旅の余韻を深めます。約2時間30分で自然と文化をバランスよく楽しめる散策ルートです。

【5時間】鳥取砂丘と日本遺産構成文化財(天然記念物)をめぐるコース 春~秋季

  • 浦富海岸 島めぐり遊覧船
  • 鳥取砂丘
  • 鳥取砂丘 砂の美術館 第16期
  • 砂丘センター見晴らしの丘
  • 鳥取砂丘ビジターセンター ©TRAIL ON
  • 白兎神社(樹叢 )©TRAIL ON

日本遺産「麒麟のまち」を象徴する雄大な自然と文化を満喫する約5時間のコースです。


まずは浦富海岸の島めぐり遊覧船で、透明度の高い海と奇岩が連なる景観を海上から堪能。続いて鳥取砂丘砂の美術館で精巧な砂像アートを鑑賞し、砂丘センター見晴らしの丘で景色を眺めながらランチを楽しみます。


午後は山陰海岸国立公園・鳥取砂丘ビジターセンターで砂丘の成り立ちを学び、砂丘の中心部へ。オアシスや馬の背を歩きながら、日本遺産にも位置づけられる砂丘の壮大な自然を体感します。


最後は神話「因幡の白兎」で知られる白兎神社(樹叢 )を参拝し、麒麟のまちが育んできた歴史と物語に触れて旅を締めくくります。