鳥取砂丘 植物
歩くたびに出会える、砂丘の小さな仲間たち。
鳥取砂丘の植物の一年のはじまり
冬の間、葉を落としたり枯らしたりして休眠していた砂丘植物。春を迎え暖かくなるとコウボウシバやコウボウムギの新芽から始まり、ハマニガナ、ハマヒルガオ、ハマボウフウなど続々と新しい葉が出てきます。コウボウムギは新芽がしっかり出揃うころ、花の開花も始まります。
<春>
ハマダイコン
砂防林では、冬からハマダイコンがたくさん生えてきています。3月に入ると少しずつ淡い紅色のナノハナに似た花が咲き始め、4月にはたくさん咲きそろって花畑のようになります。
ニセアカシア
4月下旬、砂防林に多く生えているニセアカシアの花が咲き始めます。芳香のある白い花が房状に咲き、ハチがたくさん訪れます。たくさん開花すると林が白く染まって見え、甘い香りがたちこめます。
シャリンバイ
シャリンバイは、鳥取砂丘のような海岸環境にも適応する、潮風・乾燥に非常に強い常緑低木です。白い梅に似た花と、光沢のある厚い葉が特徴で、海岸の砂地でもしっかり根を張るため、砂丘植物としてもよく知られています。
トベラ
トベラは、潮風・乾燥・砂地に非常に強い“海岸性の常緑低木”で、鳥取砂丘周辺でも見られる代表的な海岸植物です。枝葉を傷つけると独特の匂いがあり、節分の魔除けとして“扉に挟んだ”ことから「トベラ(扉)」の名がついたとされています
<初夏~夏>
コウボウムギ
砂丘内各地で、大きな群落をつくっているコウボウムギ。各地でたくさんの花が立ち並ぶ様子が見られます。茶色(咲きはじめは黄色)のフサフサした見た目の雄株と、黄緑色のトゲトゲから白い糸のような花が咲く雌株があります。
ハマヒルガオ
ハマヒルガオは、アサガオのような形の桃色の花が咲きます。海岸部や砂丘入口階段などの大きな群落では、見頃を迎えると一度にたくさん開花して“花のじゅうたん”になります。
ハマゴウ
夏の鳥取砂丘を彩る青紫色の花です。ハマゴウの特徴でもある葉のスーッとした香りも、暑い夏に嗅ぐと特にさわやかに感じます。花のそばで待っているとコウベキヌゲハキリバチなどの虫も観察できます。
ネコノシタ
キクのような黄色い花です。主に海岸部に生えています。葉の手触りがザラザラしており、その感触が「ネコの舌」のようだということから名前がついています。愛猫家の方はぜひ感触をお確かめください。山陰海岸国立公園では、指定植物になっています。
<秋>
ハマニガナ
5月上旬、砂丘内でカワイイ花々が咲き始めます。ハマニガナは、砂丘内各地の植物群落で見られます。黄色いタンポポのような花を咲かせ、これから11月ごろまで長い期間ポツポツと咲きます。
ウンラン
ウンランは、海岸の砂地に生える多年草で、白〜淡黄色の花にオレンジ色の斑点が入る可憐な砂丘植物です。鳥取砂丘でも秋を中心に見られ、砂の上にちょこんと咲く姿がとても印象的です。
基本情報
- 住所
- 鳥取県鳥取市福部町湯山 他
- 料金
- 無料
- 市内のアクセス情報
- ・鳥取自動車道 鳥取ICから車で約15分
・鳥取砂丘コナン空港から車で約20分
・JR鳥取駅バスターミナルからバスで約20分「鳥取砂丘(砂丘会館)」下車
・(土日祝のみ)JR鳥取駅からループ麒麟獅子バスで約30分「鳥取砂丘(砂丘会館)」下車





















