日本遺産「麒麟のまち」 風が育む雪の賜物コース
<山側ドライブコース>
歴史好きにおすすめ!
観光しながら学びもたくさん♪
麒麟のまちの日本遺産、”風が育む「雪」の賜物”関連スポットを巡るコースです。
- 所要時間
- 約4時間
- 交通手段
- 車・徒歩

不動院岩屋堂
日本三大投入堂の一つ
建物全体が天然の洞窟にすっぽり収まった不動院岩屋堂は舞台造りの密教建築物で、国の重要文化財に認定されています。
三徳山三佛寺の投入堂(鳥取県)、龍岩寺奥院礼堂(大分県)とともに、「日本三大投入堂」に数えられています。パワースポットとしても有名で、日本三大不動明王の一つでもあります。
年2回、護摩法要も行われ、本尊の不動明王が一般公開されるほか、岩屋堂集落の有志による野菜や加工食品の販売も行われます。

若桜鉄道 若桜駅
昭和レトロな木造駅舎と鉄道ファン垂涎の車両コレクション
郡家駅から若桜駅に至るローカル線の若桜鉄道若桜線。自然豊かな沿線風景がのどかで観光列車としても運行し、何よりも地元住民の足として重要な役割を担っています。
2008年、終着駅の若桜駅を含む関連する23施設が国の登録有形文化財へ登録されました。これだけ多くの関連施設が一括登録されるのは、全国初のことです。
昭和初期の木造駅舎そのままに水戸岡鋭治氏デザインで内装を一新した若桜駅は、駅構内でドリップしてくれる珈琲を味わえる、わかさcafe「retoro」、機関車を方向転換させるための手動式転車台や給水塔など設備の見学など、乗車せずともレトロモダンな昭和の香りを満喫することができます。

若桜宿
インスタ映え、間違いなし! 城下町、宿場町として栄えた歴史情緒ある街並み
若桜宿はかつて、若桜鬼ヶ城の城下町として整備され、江戸時代以降は鳥取と姫路を結ぶ若桜街道と伊勢道の宿場町、商業都市として発展しました。
しかし明治の大火で若桜宿のほとんどが焼き尽くされてしまい、これにより地域の取り決めで、裏通りは土蔵以外の建物や人家を建てることを禁止、本通りは道の拡幅のために、ひさし(仮屋)を下げることなどが決められました。
その結果、今日のように蔵がまとまって建てられている「蔵通り」や昭和初期までは約800mのひさしが続いていた「仮屋通り」が誕生しました。
各通りの横を流れる若桜町のきれいな清流とあいまって、格好の散歩道となっています。

昭和おもちゃ館
昔懐かし駄菓子やおもちゃを販売
昭和おもちゃ館は、若桜宿本通り沿いに位置し、明治時代に建てられた古民家を利用しています。若桜の建物の特徴である長い庇(ひさし)・仮屋(かりや)に取り付けられた「昭和おもちゃ館」の看板が目印です。
足を踏み入れれば、出迎えてくれるカラフルな駄菓子があの頃のワクワクを蘇らせ、時代が変わっても色あせることなく楽しめるおもちゃの数々に、こどもも、昔こどもだった人も、心ときめかすこと間違いなし!

若桜民工芸館
古民家に約2,000点の土鈴が集う
築約100年の古民家(旧中尾邸)をリノベーションし、若桜町に縁のある方々の民工芸品を展示しています。
入館してすぐ左手の壁面にところせましと吊り下げられた約2,000点の土鈴は圧巻!
伝統的なものからユニークなものまで様々な土鈴たちは、そのひとつひとつが異なった表情をもち、どこかあたたかみを感じます。
大正時代の旧家の造りと美しい庭園もぜひ併せてご覧ください。

隼駅
隼ライダーの聖地
大型バイクの「隼」と名前が一緒ということから、隼ライダーの「聖地」となっている登録有形文化財の駅。毎年、8月第1日曜日に「隼駅まつり」が開催され、全国各地から2000台余りのバイクが集結します。

<カフェ>タルマーリー
天然の酵母とクラフトビールが人気のパン工房でひと休憩♡
古い平屋建てをリノベーション。地元で採れた旬の野菜のお惣菜などナチュラルオーガニックなワンプレートで、代表的な4種類のパンの食べ比べも楽しい「旬素材とパンのランチセット」のほかに、「野菜たっぷりホットドッグ」や「蜂蜜ブレッドの卵サンド」などのサンドイッチが数種類あります。自家製ビールはもちろん、料理に合う自家焙煎コーヒーや、完熟オーガニックバナナと完全放牧牛乳を使った「バナナスムージー」をご一緒にどうぞ!

智頭宿
古きを温めて新しきを知る レトロ×モダンな宿場町
江戸時代、参勤交代で江戸へと向かう鳥取藩の最初の止宿であり、藩主の宿泊や休憩の場となる御茶屋、奉行所、制札場が置かれていた智頭宿。
宿場町として栄えた往時から現代へと続く歴史の重なりを感じられる智頭往来を歩くと、一般的に酒蔵に提げられる杉玉がそこかしこの民家の軒先に飾られていることに気づくでしょう。こちらは”杉のまち”智頭町ならではの光景で、他の宿場町では見ることができません。
レトロなだけでなく、町屋をリノベーションしたモダンな新店舗も続々オープンする智頭宿の、風情ある景観と新しさが同居する”ハイカラ”な街並みもお楽しみください。

国指定重要文化財 石谷家住宅
広さ3,000坪! 商家のお屋敷と美しい日本庭園
江戸時代から300年以上続く商家である石谷家。林業で財を成した石谷家が、国内の銘木、最高の施工技術で建築した「石谷家住宅」は、重厚な大門、3,000坪という広大な敷地、部屋数が40以上ある邸宅、7棟の蔵、そして美しい日本庭園を有し、江戸~昭和という長い歴史の重なりを表現した貴重な和風建築として国の重要文化財に指定されています。
母屋に沿って立つ3つの蔵はギャラリーとして利用され、季節ごとに石谷家収蔵の名品や地元作家の作品などを入替えての展示が行われます。広い土間や座敷では講演会やコンサートなどが開催されることも。展示・イベント情報は公式WEBサイトや公式SNSなどでご確認ください。
※当施設はバリアフリーではございませんので、建物内で車椅子はご使用になれません。あらかじめご了承ください。
※【秋の特別庭園公開】のイベント期間を除き、お庭に降りる事は一切出来ません。
