日本遺産「麒麟のまち」 麒麟獅子コース
<コンパクトに周遊コース>
鳥取市内の関連施設をコンパクトにまとめました!
麒麟のまちの日本遺産、”風の季節での無事と感謝を胸に舞われる「麒麟獅子舞」”関連スポットを巡るコースです。
- 所要時間
- 約3時間
- 交通手段
- 車・徒歩

鳥取城跡・久松公園
県内有数の桜の名所!鳥取市街地を一望できる城跡公園
◆鳥取城跡
戦国時代に築城され、豊臣秀吉の兵糧攻めの舞台となった鳥取城。現在は建物の大部分が取り壊され、主に石垣や天守台が残されています。
最近では江戸時代の姿を取り戻すために復元計画が策定され、メインエントランスとなる橋と大手門が復元されました。
今後は、山頂の天守を除く麓の建物の復元が計画され、歴史・お城マニア必見のスポットです。
◆久松公園
鳥取城跡を整備し造園された久松公園には芝生が引き詰められ、春はソメイヨシノを中心に桜が咲き誇る県内有数の桜の名所、秋は紅葉の名所として久松山を背景に美しい風景を観ることができます。また、毎年秋には鳥取三十二万石お城まつりも開催され賑わいます。周辺には、旧鳥取藩主池田仲博侯爵の別邸で、大正天皇の皇太子時代の御宿所として利用された、白亜の洋館「仁風閣」や鳥取県立博物館など、徒歩10分以内に観光スポットが集約されています。鳥取市街地を一望できる絶景スポット二ノ丸までは久松公園から徒歩約10分、山上ノ丸までは約40分です。
※ペット不可。

仁風閣 ・宝扇庵・宝隆院庭園
日本庭園と調和するフレンチ・ルネッサンス基調の白亜の洋館
仁風閣は2023年12月29日(金)より約5年間、文化財保存修理工事のため長期休館しています。
その間、仁風閣敷地内にある宝隆院庭園と宝扇庵は引き続きご利用いただけます。
鳥取城跡に建てられた仁風閣は、明治末期に建てられた当時の最先端技術がつまった国指定の重要文化財。大正天皇が皇太子時代に山陰を訪問された際に宿泊された場所として、当時の様子がそのまま展示されています。世界的にも珍しい柱のないらせん階段からは、建築技術の高さを伺えます。
芝生広場向かいの宝隆院庭園は、江戸時代後期に造園された池を回遊する日本庭園。鶴をかたどった池に、亀島が浮かんでいます。庭園の隅にある茶室「宝扇庵」は、鳥取城の一部として唯一現存している建物で、「扇御殿化粧の間」として江戸後期に建てられました。
桜や紅葉が美しい久松公園とセットで、多くの観光客が訪れる人気スポットです。

鳥取市歴史博物館 やまびこ館
鳥取市の歴史と文化を伝える博物館
館内では縄文時代から現代にいたるまで、鳥取市の歴史や文化を系統的に学べるように工夫されていて、特に江戸時代の鳥取城や城下町、鳥取藩の功績が重点的に紹介されています。
シアター展示室では、鳥取城下町と模型のコラボを見られます!
館内のレストラン「ひすとりあ」では、森に囲まれたテラス席でカレーやケーキセットを楽しめます。
ミュージアムショップの一番人気は、御城印!兵糧攻めで有名な鳥取城と、豊臣秀吉の本陣であった臨時のお城「太閤ヶ平(たいこうがなる)」の2つが販売されています。

鳥取東照宮(旧樗谿神社)
江戸時代に創建された国の重要文化財
鳥取藩主だった池田光仲が江戸時代に建てた日光東照宮の分社。江戸時代初期の神社建築として国の重要文化財に指定されています。本殿の柱等に施されている鷹の彫刻は日光東照宮の「眠り猫」と同じく江戸時代の伝説的な彫刻職人・左甚五郎(ひだりじんごろう)による作品とされ、当時の装飾技術の高さが伺えます。
(2024年10月17日更新)
