鳥取市観光サイト

鳥取市のコーヒー消費量は全国1位になったほど。令和2年までの3年間平均でも全国第3位、消費額は全国第5位にランクインします。コーヒー飲料の購入額も第4位。鳥取市民は、かなりのコーヒー好きのようです。

2016年には「世界コーヒーサミット」が開催され、国内の有名コーヒーメーカーのトップやジャマイカ駐日大使ら臨席のもと「コーヒーの聖地とっとり」共同宣言が行われました。

そんなコーヒー通のまちで出合える、カフェや喫茶店をご紹介します。豆や焙煎へのこだわり、お店やまちの雰囲気、器など、コーヒー文化の深い世界に浸ってください。

「鳥取には〝スタバ〟はないけど、日本一の〝すなば〟があります！」

平井知事のこの発言をきっかけに誕生したカフェが「すなば珈琲」です。全国的にも有名になり、鳥取の観光地と言っても過言ではありません。

鳥取砂丘の砂で焙煎した「砂焼きコーヒー」は、ほどよい苦みとまろやかな味わいが絶妙なバランス。お土産にも人気です。

まちなかには鳥取駅前若桜街道沿いの“新”鳥取駅前店、鳥取市役所店があります。スターバックスもやって来ましたが、鳥取はやはり「すなば」なのです！

昭和の風情たっぷりの老舗や、飾らなさが心地よいお店など、レトロ喫茶店にはおしゃれなカフェとはひと味違った魅力があります。タイプは違いますが、どれも懐かしさが漂う名店です。それぞれの雰囲気とコーヒーを楽しんでみてくださいね。

コーヒーは、生の豆を焙煎してはじめて飲料用となります。焙煎は、コーヒー豆独特の苦みや酸味を引き出し、風味や香りを決定づける重要な工程。同じ生豆を使っても焙煎によって風味が大きく変わり、焙煎が浅ければ酸味が強く、深いほど苦みが強くなります。生豆から選び、独自のコーヒーを追求できるのは自家焙煎ならではです。

そんな自家焙煎のこだわりコーヒー店を、まちなかからご紹介します。

こだわりの自家焙煎コーヒーを買うなら、器にもこだわってみては？  同じコーヒーを淹れても、特別なカップなら一層豊かな時間を過ごせそうです。その日の気分で使い分けるのも楽しそうですね。

鳥取駅周辺のセレクトショップには、地元作家の作品をはじめとする厳選された逸品が、あなたとの出合いを待っています。

「たくみ工芸店」は、鳥取駅前「民藝館通り」の由来の店。全国の良質な手仕事の品などを販売しています。黒と緑の染め分けなど、伝統のデザインにも出合えます。サンロード内の「gallery shop SORA」にも、山陰の若手クラフト作家の作品や、全国選りすぐりの日用品が並びます。

そして今注目したいのが、若手職人が焼く「玄瑞窯」。日常の器をメインに、地元の美しい色(夏の海や梨の色等)や温もりを感じさせる作品を制作しています。大手コーヒーショップの鳥取オリジナルマグカップも手がけていますよ。

鳥取は陶芸が盛んな民藝の地。ぜひ窯元も巡ってみてくださいね（事前に窯元にお問い合わせください）。