【NEW】麒麟獅子舞・春祭り特集

春は"麒麟のまち"で盛んに麒麟獅子舞やお祭りが行われる季節!

あちこちの神社の例祭で麒麟獅子が舞います。

【NEW】麒麟獅子舞・春祭り特集

幸せを呼ぶ ”麒麟獅子” が舞う「麒麟のまち」

鳥取県東部、兵庫県北部の1市6町で構成される「麒麟のまち」。

麒麟のまちには幸せを呼ぶ霊獣・麒麟をかたどった獅子舞「麒麟獅子舞」という、古くから継承され続ける民俗芸能が共通して存在します。

春と秋を中心に、一年を通じて地域のお祭りの時に神社や家々で舞われる麒麟獅子。

幸せを呼ぶといわれる麒麟獅子が舞うお祭りやスポットをご紹介します♪

若桜神社大祭(御幸祭)

  • 若桜神社大祭
  • 若桜神社大祭

5月3日を例祭日とし隔年開催される若桜神社御幸祭り通称「わかさまつり」では、神輿や行列、獅子舞などが繰り出し、若桜宿内が「チンチ、ドンドン」といった鉦や太鼓の音、「チョンヤセ、チョンヤセ」という掛け声、群衆の笑い声などで華やかに賑わいます。

八頭町の麒麟獅子舞と神社周辺の観光スポット特集

  • 宿場町安井宿の伊蘇乃佐只(いそのさき)神社「暴れ獅子」
  • VRで楽しめる八頭町才代の澤神社麒麟獅子舞
  • 八頭町の白兎伝説ゆかりの地 米岡神社の麒麟獅子舞
  • 八頭の白兎伝説をゆかりの地を訪ねる

鳥取県の因幡地方と兵庫県の但馬地方の麒麟獅子舞は、約180の村々に継承され、舞われており、2019年国重要無形民俗文化財に指定され、登録されました。

この特集では八頭町で代表的な麒麟獅子である、才代の澤神社、安井宿の伊蘇乃佐只神社 、米岡の米岡神社に継承されている麒麟獅子について紹介します。

また、周辺の見どころも併せてご紹介!

鳥取市の麒麟獅子と春祭り特集

  • 宇倍神社例大祭・御幸祭
  • 鹿野まつり
  • 用瀬流しびな行事

鳥取市内の多数の神社では春の例祭で麒麟獅子が舞います。

また古くからおこなわれている伝統行事や祭りのご紹介をしています。

麒麟獅子についてもっと知りたい!

370年受け継がれてきた麒麟獅子舞
麒麟は他の生き物を傷つけない泰平の世の象徴とされた中国に伝わる霊獣で、約370年前に初代鳥取藩主・池田光仲が偉大な曾祖父・徳川家康を祀るために創建した神社の祭礼で、麒麟の顔を持つ獅子舞として初めて姿を現しました。きらびやかなその姿を見た人々は、幸せを呼ぶ存在として、自分たちの村の祭りにも取り入れたいと強く願われ、麒麟獅子はその顔や舞の作法など、村ごとに異なる個性と形態を生みながら、この地に広がり受け継がれています。

Column

日本遺産に認定された麒麟獅子のストーリー

日本海から吹きつける季節風が創り上げた日本最大級の鳥取砂丘。
目に見えぬ風の姿がさざ波模様の風紋に映し出され、海岸を進むと風が起こす荒波に削り出された奇岩が連なる。
鳥取砂丘の砂を生み出す中国山地へと急流を辿ると、風がもたらす豪雪に育まれた杉林を背に豪邸が佇む。さらに源流へと分け入ると岩窟の中に古堂が姿を現す。
これらは日本海の風が生んだ絶景と秘境である。
人々は、厳しい風の季節での無事とそれを乗り越えた感謝を胸に、古来より幸せを呼ぶ麒麟獅子を舞い続け、麒麟に出会う旅人にも幸せを分け与えている。

日本遺産に認定された麒麟獅子のストーリー