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【NEW】八頭町の麒麟獅子舞と神社周辺の観光スポット特集

鳥取県の因幡地方と兵庫県の但馬地方の麒麟獅子舞は、約180の村々に継承され、舞われており、2019年国重要無形民俗文化財指定として登録されました。この特集では八頭町で代表的な麒麟獅子である、才代の澤神社、安井宿の伊蘇乃佐只神社 、米岡の米岡神社に継承されている麒麟獅子について紹介します。

【NEW】八頭町の麒麟獅子舞と神社周辺の観光スポット特集

宿場町安井宿の伊蘇乃佐只(いそのさき)神社「暴れ獅子」

■スケジュール

令和6年は4月13日夜宮、14日例大祭を行います(例年4月14日に近い日曜が例大祭)。

宵宮は前日20時に安井宿公民館(安井宿麒麟獅子舞伝承館)→鳥居前→伊蘇乃佐只神社の順に移動し20時30分に終了。
当日は7時に公民館(舞いなし)を出て7時15分鳥居前、7時45分神社本殿で舞いを行う。8時15分より忌家を除いた氏子全戸、事業所、保育所などを氏子廻りし、最後に神社にお礼参りをし、16時30分頃終了。


■特徴

舞は宇倍神社の流れをくむが、囃子・舞ともに軽快で動きが大きいです。


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宿場町安井宿

八頭町安井宿地内は八頭町のちょうど中間に位置し、江戸時代は参勤交代・伊勢参拝への宿場町として栄えました。道の両脇には広大な屋敷が並んでおり、屋敷も塀などが美しい家並みを見せます。

宿場町安井宿

伊蘇乃佐只神社お立ち寄りスポット①「若桜鉄道安部駅と安部の桜土手」

伊蘇乃佐只神社最寄りの安部駅は、春には桜並木と駅舎が絶景を見せます。そのため、たくさんの鉄道ファンが写真撮影に訪れます。また、安部駅は渥美清さん主演映画「男はつらいよ」の第44作「男はつらいよ 寅次郎の告白」(1991年)のロケ地として使用されました。そのため駅舎の中には、映画について説明しているパネルが設置されています。寅さんファンも鉄道ファンも、若桜鉄道に乗って安部駅を訪れてみてはいかかでしょうか?

伊蘇乃佐只神社お立ち寄りスポット②「お菓子司ますだ」

昭和4年開業の老舗和菓子専門店。地元色あふれた銘菓から、人気のカフェ大福や季節折々の生どらなど、和菓子の枠にとらわれない商品を多数取揃えております。 

八頭町にちなんだ「宿場まんじゅう」や「ふる里の森」、「八東川」などの和菓子を販売しています。

VRで楽しめる八頭町才代の澤神社麒麟獅子舞

澤神社についての伝承は不明ですが、江戸時代中期には獅子舞があったと伝える文献が残っています。獅子の胴体に使われている布(蚊帳)は鳥取藩主池田光仲から拝借した寝具で作ったと伝えられています。1998年、県指定無形民俗文化財に指定。


■スケジュール

令和6年の澤神社春まつりは4月7日(日)開催。例年澤神社春まつりは4月第2日曜、秋まつりは10月第2日曜。早朝神社で「門付」を行った後、氏子宅約80軒を訪問、最終に神社の神事で「本舞」を奉納する。


■特徴

蚊帳に小さな御幣を沢山付けて舞う。


下記はVR動画としてお楽しみいただけます!


澤神社お立ち寄りスポット「道の駅はっとう」

澤神社最寄りの八東駅から若桜鉄道で1駅の徳丸駅付近にある道の駅。おいしいフルーツの産地、八頭町の八東にある「道の駅はっとう」内には「八東フルーツ総合センター」を併設しています。地元で生産されるみずみずしいフルーツを中心に、野菜や加工品、旬の特産品を販売しています。

鳥取県名産の梨をはじめとして、八頭町の町の木である柿、他にもりんごやぶどうなど、四季折々のあまくて新鮮なフルーツが大集合します。

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徳丸どんど

八東川にできた自然滝。川がどんどんと音を立て流れることから、この滝の名称はついたとされる。広い河原から近傍の山々も同時に眺めることができる。

徳丸どんど

八頭町の白兎伝説ゆかりの地 米岡神社の麒麟獅子舞

■スケジュール

令和6年は4月21日(日)に開催予定。例年毎年4月21日前後の日曜日(4月の第3日曜日)の春祭り。米岡神社の境内にて前日の宵宮で「本舞」、当日は朝8時頃から氏子宅45軒を「門付け」を行った後、夕暮れ時の17~18時頃、神社の社前にて、背を向けた状態から飛びながら180度反転し、社に向かって舞いを行う「練り返し」にて舞い納めの奉納舞で終わる。


■特徴

黒を基調とする獅子頭が特徴的。 


米岡神社は、白兎伝説で天照大神が仮の宮を営まれた伊勢ケ平(いせがなる)にあった伊勢宮を移した神社。祭神は天照大神。


八頭の白兎伝説をゆかりの地を訪ねる

八頭町には数多くの白兎伝説ゆかりの地が残っており、米岡神社もその一つです。白兎伝説とは、むかし天照大神がこの山に降臨された時山頂に行宮(仮の宮)を営もうとされ四方をお見渡しの際、一匹の白い兎が現れ尊の装束の裾をくわえて道しるべをしたそうです。尊がその道しるべに従われたところ、中山よりはるか山の尾続きに二つ大石があり、そこへ誘ったと伝承が残っています。

のどかな風景を感じながら八頭町にあるうさぎゆかりの寺院や古代を感じる地を訪ねてみてはいかがですか?

池田神社
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明治元年に池田神社と改称。白兎神社の摂社として蒼稲魂神を祀った稲荷神と、罔象女神を合祀した。大正5年に賀茂神社に合祀された。
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土師百井廃寺跡
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国の史跡として登録されている。白鳳時代の寺院跡。三重塔の塔石が明確に残り、金堂、講堂跡も発掘された。ここに白兎伝説がある慈住寺があったといわれる。
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白兎神社(八頭町福本)
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八頭町の「素兎伝説」ゆかりの神社が八頭町福本にある「白兎神社」。神代のころ、この地域に天照大神が降臨され、その案内役を務めたうさぎを祀った神社です。現在は鳥居とお社の面影が残るのみですが、その社殿は町内の「成…
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成田山青龍寺
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明治に大本山成田山新勝寺よりお不動様を勧請した“因幡の成田山”青龍寺。もともとは710年に行基によって開かれた花喜山浄光寺というお寺で、八頭町中山の山頂付近にあったとされます。開山当時の三体の仏像は現…
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万代寺遺跡
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古代八上郡郡衙跡。発掘調査の後、田に埋め戻されているが、ここに東西 92 メートルで全国一の規模を誇る郡衙(郡の役所) の跡があった。
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西橋寺
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本堂正面向拝の上には、左甚五郎作といわれている大きな「波に兎」の彫刻がある。
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白兎伝説の里 八頭町パンフレット

八頭町に伝わる白兎伝説。いにしえより白兎神への信仰が脈々と息づいています。詳細はパンフレットを是非ご覧ください。

白兎伝説の里 八頭町パンフレット