鳥取市観光サイト

南滝は、岩美町を流れる小田川の枝沢である南谷川に注ぎ込む、落差30mほどの垂直に水の落ちる姿が美しい滝です。

地元では「なあだんの滝」と呼ばれ親しまれており（「南谷」という地名が訛り「なあだん」、南谷の滝、という意味）、滝周辺には駐車場や遊歩道、移築された茅葺の古民家やあずま屋など、地域の憩いの場として利用されています。

上段からまっすぐ落下しているように見える滝ですが、実際は背面の岩壁にかかる二段滝です。現在では下段の滝が岩を大きく浸食し、ほぼ直瀑に見せています。

初夏には滝壺を囲む岩肌にヒメレンゲのあいらしい黄色をみることができます。また、滝壺から続く小さなせせらぎの石の裏には、サンショウウオも生息していることが確認されています。

町民いこいの里から遊歩道も整備されているので、キャンプや川遊びと併せて南滝まで冒険気分で散策するのもおすすめです。