鳥取のまちは1952年、「鳥取大火」によって広範囲が焼失しました。その後異例の早さで耐火建築促進法が制定され、若桜街道沿道は全国初の防火建築帯に。それを受けて建てられたのが、新町通りと若桜街道の角の「上田ビル」です。鉄筋コンクリート造りで、いまなお当時の姿をほぼ留めています。
1階からご紹介するのは個性的な古着を扱う「Redrum」。比較的価格帯も低めで、幅広い年代の男女が訪れます。
2階に上がるには、新町通りに入ってすぐ左の入り口から。建物内はどこか懐かしい雰囲気です。
一番手前にあるのが「borzoi record」。店内には古今東西のアナログレコードやCDがぎっしり。目が合ったジャケットを、鳥取の思い出に連れて帰ってはいかがでしょう。店主にイメージを伝えれば、センス溢れるセレクトで提案してもらえるはず!店内の中古レコード・CDはすべて視聴できるそうなので、気軽に声をかけてみてくださいね。
その隣には「santana cotoya」。ユーズドの家具や雑貨、特に高度成長期に日本で作られた食器類などが充実。ここで見逃せば、よそでは手に入らないかも。
建物もレトロなら、店内にも昭和な空気が流れるゆったりとした上田ビル。ぜひあなただけの特別な一品を見つけてください。