【若桜町日帰りコース】若桜町満喫コース
山あいに佇む若桜町の歴史・文化・自然を五感で味わえる贅沢な旅。若桜町観光案内所で地元情報をチェックした後は、若桜郷土文化の里や不動院岩屋堂を訪れて、地域の伝統に触れます。昼食は「ごはんとおみやげyamaneya」で、地元食材を使った家庭の味にほっと一息。午後は若桜神社と江嶋神社で心を清めた後、若桜鬼ヶ城跡で歴史ロマンに浸りましょう。
「URUWASHI JAPANESETEA」で和のティータイムを楽しんだら、昭和レトロな魅力が詰まった昭和おもちゃ館へ。蔵通り・仮屋通りをそぞろ歩きすれば、昔ながらの街並みに心が和みます。鉄道ファン必見の若桜駅構内見学を経て、道の駅桜ん坊でおみやげ選びを楽しんでください。
懐かしくて新しい、若桜の魅力をぎゅっと詰め込んだ一日旅。のんびり歩けば、きっと心も豊かになります。
■八頭郡日帰りモデルコース対決 夏休みの陣
投票期間:8月1日(金)~9月30日(火)
3町自慢の鳥取市からの日帰り旅行プランから一番「行ってみたい!」「楽しそう!」「実際に行ってみて楽しかった!」プランを鳥取市観光サイトをご覧の皆さまに投票していただき、八頭郡夏休みの最高のモデルコースを決定します!
- 所要時間
- 9時間
- 交通手段
- 車

9:00 鳥取駅

9:40 若桜町観光案内所

10:00 若桜郷土文化の里
若桜町の歴史と郷土文化をテーマにしたテーマパーク
・若桜町歴史民俗資料館について
1981年(昭和56年)まで山陰合同銀行若桜支店として使用されていた土蔵造りの建物を移築し利用しています。
町内の方々から寄贈された明治~昭和のゆかりの品々を中心に、町内の出土品や名石など若桜町の歴史・文化に関する展示を行っています。
・三百田氏住宅について
若桜町吉川集落に実際にあった江戸時代中期の庄屋を、2年間をかけ若桜郷土文化の里へ移築しました。典型的な日本家屋は貸しスペースとしても利用できます。
・無動山永福寺の山門について
若桜町の長砂地区、無道山永福寺より移築された若桜町指定有形文化財です。
・たくみの館について
郷土の文化、産業の資料展示の他、木工ろくろを使った木工体験でコマ、茶たく、こけし等、初心者でも簡単に作ることができます。
展示室はミニ美術館としても利用され、写真展、個展なども開催されます。

11:00 不動院岩屋堂
日本三大投入堂の一つ
建物全体が天然の洞窟にすっぽり収まった不動院岩屋堂は舞台造りの密教建築物で、国の重要文化財に認定されています。
三徳山三佛寺の投入堂(鳥取県)、龍岩寺奥院礼堂(大分県)とともに、「日本三大投入堂」に数えられています。パワースポットとしても有名で、日本三大不動明王の一つでもあります。
年2回、護摩法要も行われ、本尊の不動明王が一般公開されるほか、岩屋堂集落の有志による野菜や加工食品の販売も行われます。

12:00 昼食 「ごはんとおみやげyamaneya」
県内スーパーでも大人気、あの焼きさば寿司はここで作ってます!
若桜駅前、若桜宿のメインストリートにて地元の特産品や工芸品、オリジナル雑貨などを販売しています。
鳥取県内のスーパーでも販売している「焼きさば寿司」を製造、販売しており、一度食べると忘れられないおいしさにリピーター続出!
店舗内の食事処では地元の食材を活かした豚肉・ジビエメニュー、そして「焼きさば寿司」をアレンジした新商品「焼きさば重」を食べることができます。
スタッフ一同笑顔でお待ちしています。

13:00 若桜神社
鎮守の森に佇む荘厳な若桜の氏神様
200段の石段が圧倒的な若桜神社は、創立年月日が不明なものの、社伝によると古くから松上大明神と呼ばれ、矢部氏の来往と鬼ヶ城の開城などにより、現在の位置に遷ったとされています。
熊野権現と八幡八代を合祀、祭神とした若桜の氏神様で、若桜城主代々の崇敬を集めるとともに郡中の大社として崇敬されました。
後醍醐天皇の短冊、名和長利の鉾、平盛継の陣笠、平の師盛の甲冑など多くの帳寄進物があったことが宝物帳に記されています。

13:40 若桜弁財天(江嶋神社)
「べんてんさん」の神域を訪ねる
昔から「べんてんさん」として親しまれ、商売繁盛、縁結びの神様として近郷の参拝者を集めています。
とくに縁結びにおいては草履を抱いて本殿奥のご神体の巨岩をまわり、互いの草履に願いを書いて奉納すると恋愛が成就すると言われ、密かに人気のパワースポットです。
往時は神の使いと思われる白蛇、金色蛇、金色カエル、見ざる色彩のカエル、面形のカエル等が出現したとされ、現在の境内も渓流や巨石、奇岩、巨木、苔生した石段などが点在し、神域としての雰囲気が漂っています。
毎年9月の初巳の日には「弁天大祭」が催されます。

14:20 若桜鬼ヶ城跡
尼子、毛利、織田など有力大名が欲しがった因幡の重要拠点
若桜宿の南側にそびえる鶴尾山(452m)に築かれた若桜鬼ヶ城は播磨・但馬両国に通じる街道の結節点に位置しており、因幡の重要拠点として栄えました。
現在は本丸、二の丸、三の丸などに石垣が残り、古い時期の城跡が新しい城跡とは別に残っていること、「廊下橋虎口」など他の城では見られない貴重な遺稿が残っていることなどから、国史跡に指定されています。
典型的な山城ですが、城跡付近まで林道を車で登ることができます。城跡からは日本の原風景ともいえる山里が一望でき、春には桜、秋には紅葉と歴史好きでなくとも楽しめます。
もちろん麓からも登城可能ですので、健脚な方、山城マニアの方、ぜひ、挑戦してみてください。

15:00 休憩「URUWASHI JAPANESETEA」
上品な日本茶と共に心満たされるひとときを
上品で香り高い日本茶が愉しめる日本茶スタンド。店主が目の前で淹れる日本茶を愉しむのもよし、素材にこだわった甘味をテイクアウトするのもよし。お家で日本茶を愉しめるよう茶葉の購入もおすすめ。
- 住所
- 鳥取県八頭郡若桜町若桜379
- 電話番号
- 070-2361-0369
- 営業時間
- 平日 11:00〜17:00
土日祝 10:00〜17:00 - 休業日
- 不定休

15:20 昭和おもちゃ館
昔懐かし駄菓子やおもちゃを販売
昭和おもちゃ館は、若桜宿本通り沿いに位置し、明治時代に建てられた古民家を利用しています。若桜の建物の特徴である長い庇(ひさし)・仮屋(かりや)に取り付けられた「昭和おもちゃ館」の看板が目印です。
足を踏み入れれば、出迎えてくれるカラフルな駄菓子があの頃のワクワクを蘇らせ、時代が変わっても色あせることなく楽しめるおもちゃの数々に、こどもも、昔こどもだった人も、心ときめかすこと間違いなし!

16:00 若桜駅構内見学
昭和レトロな木造駅舎と鉄道ファン垂涎の車両コレクション
郡家駅から若桜駅に至るローカル線の若桜鉄道若桜線。自然豊かな沿線風景がのどかで観光列車としても運行し、何よりも地元住民の足として重要な役割を担っています。
2008年、終着駅の若桜駅を含む関連する23施設が国の登録有形文化財へ登録されました。これだけ多くの関連施設が一括登録されるのは、全国初のことです。
昭和初期の木造駅舎そのままに水戸岡鋭治氏デザインで内装を一新した若桜駅は、駅構内でドリップしてくれる珈琲を味わえる、わかさcafe「retoro」、機関車を方向転換させるための手動式転車台や給水塔など設備の見学など、乗車せずともレトロモダンな昭和の香りを満喫することができます。
また、兵庫県多可町から譲り受けたSL「C12型167号機」がエアーコンプレッサーで圧縮空気を送ることで現在も走行しており、運転体験も可能です!
加えて若桜駅を含む若桜鉄道では硬券切符を使用しており、こちらも鉄道ファンに大好評!撮り鉄、乗り鉄、探検鉄、とにかく鉄道が好きな方!是非若桜鉄道をご利用ください。
【若桜鉄道切符のご案内】
通常の硬券切符とは別にお得な切符もございます。
■親子切符
■若桜鉄道おでかけきっぷ(事前購入)
【おすすめチケット情報】

16:40 道の駅若桜 桜ん坊
SLが見える道の駅
「桜ん坊」は、道路状況や周辺イベントなどの情報コーナーや、広く清潔なお手洗い、授乳室、喫煙所、バイカーにうれしい屋根付き二輪駐車スペースなど、あると嬉しい設備が整った道の駅です。
休憩にはもちろん、物販所には精巧な工芸品や絶品吉川豚の加工品、町内で生産された新鮮な野菜・果物など、若桜町ならではの特産品が勢ぞろいしているので、観光やお土産選びにもオススメです。
併設の食堂では極力若桜町産の素材にこだわったメニューを提供しており、鹿ラーメンや鹿すき丼など、ジビエ料理も気軽にご注文いただけます。若桜町のおいしいを詰め込んだお惣菜やお弁当も物販所にて販売しています。
また、若桜鉄道若桜駅の裏手に立地しているので、タイミングが合えばSLが走行する姿を見ることができます。

18:00 鳥取駅着
