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神代のころ、この地域に天照大神が降臨され、その案内役を務めたうさぎを祀った神社。そのゆかりの地のひとつが、八頭町福本にある「白兎神社」です。創立年代不詳。五ヵ村の氏神として「白兎大明神」を祀っていました。

明治時代ご神体は一旦賀茂神社へ合祀されたが、近年住民の強い願いで社を建てたことにより戻されました。祭神は素兎神、稲生神。

八頭町福本の白兎神社は、人皇第55代仁明天皇（833～850年）が在位された期間に位を戴いたと伝えられ、明治元年に村社となり、大正3年に同町宮谷（みやだに）の賀茂神社に合祀（ごうし）されました。その後社殿は同町下門尾の青龍寺に移建され、今日に至っています。内陣（ないじん）の厨子に彫られた波ウサギは江戸時代の作とされています。白兎神社の鳥居は安永5年（1776年）、額には文政7年（1824年）と彫られています。

鳥取県八頭町の「もう一つの白兎伝説」を通して町の活性化につなげたいという思いから、令和5年うさぎ年プロジェクトが発足しました。様々な取り組みにより、白兎伝説を八頭町の文化的観光素材として確立させ、観光客の八頭町全体の訪問目的地としての魅力アップや観光消費の促進、八頭町の認知度と話題性を高めていくため活動中です。

八頭町には天照大神の道しるべとなった白兎伝説が伝わっています。 のどかな風景を楽しみながら川辺に点在する うさぎゆかりの寺社や古代を感じる地を訪ねてみよう! 

『川辺の道』は郡家駅を基点に私都川の川辺に点在するうさぎ縁の寺社や、古代を感じる地を2.5時間かけてめぐるウォーキングコース(約8km)とサイクリングコース(約11km）です。 2.5時間、8~11kmのコースはチャレンジングですが気分転換に、そして冬の間眠っていた体を再始動するには良い機会となるのではないでしょうか。

 八頭町の白兎伝説を訪ねる『川辺(かわのべ)の道』ウォーキング＆サイクリングマップ完成に伴い、関係者を対象とした桜ウォーク＆サイクリングモニターイベント。イベントを元にプロモーションビデオを作成しました。