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コウノトリが悠然と大空を舞う「豊岡市」

山陰海岸ジオパークエリアの美しい日本海に、アクティビティ満載の高原リゾート、そして歴史ある温泉街や風情ある城下町。コウノトリの生息地としても知られ、自然と歴史文化に恵まれた豊岡には、地球の営みを五感で感じるスポットがたくさん!さらに旅のお楽しみ、松葉がにや但馬牛など海の幸、山の幸や名物グルメも魅力にあふれています。チャームポイントでいっぱいの但馬路へ、コウノトリに会いにふらりと立ち寄ってみませんか?

コウノトリが悠然と大空を舞う「豊岡市」

自然・歴史・芸術文化が世界に輝く「豊岡市の魅力」を6つのポイントを絞ってご紹介

  • 豊岡市立コウノトリ文化館
  • 城崎温泉街
  • 山海塾『降りくるもののなかで―とばり』©Sankai Juku
  • 城下町出石
  • 青年団『日本文学盛衰史』© Norio Kudo & Takahito Sato
  • 幸せを呼ぶコウノトリ

古くから因幡(鳥取)と交流の深い兵庫県北部の但馬地域、その中心が豊岡市です。

海、山、川に囲まれた自然豊かな豊岡市は、日本で最後の野生コウノトリの生息地として知られ、保護・繁殖・共生の事業が行われています。また数多の文豪が訪れた城崎温泉や、柳細工をルーツに多数の国内生産鞄を送り出す”豊岡鞄”は1,000年以上の歴史を誇ります。

近年では、「文化・芸術によるまちづくり」を進め「城崎国際アートセンター」の創設、「豊岡演劇祭」開催など「小さな世界都市」として世界各国のアーティストとの交流が深まっています。


ここでは「豊岡市の魅力」を6つのポイントを絞ってご紹介します。

山陰海岸ジオパークに代表される豊かな自然やそこで育まれる食を楽しんだり、風情豊かな城下町を散策してみたり、深い歴史や文化を体験してみたり、但馬の中心を五感で感じる旅に出てみてはいかがでしょう。

ポイント①:城崎温泉 ~映える温泉街を浴衣姿でカラコロと~

  • 夜の城崎温泉街
  • 城崎温泉 元湯
  • 城崎温泉 外湯
  • 雪の城崎温泉街
  • 浴衣で城崎温泉街を散策
  • 桜に彩られる城崎温泉街
  • 城崎温泉ロープウェイ
  • 夜の城崎温泉街

開湯1,300年の歴史を持つ城崎温泉は、小説「城崎にて」を著した文豪・志賀直哉をはじめ多くの文人に愛された湯治場です。「まち全体がひとつの旅館」と言われ、温泉街に7つある外湯を巡るのがおススメ。風情ある柳並木を、浴衣姿でカラコロとそぞろ歩きが似合います。それぞれの外湯はできた時期、建物、お湯の温度も違い、どの温泉も個性満点!心も体も温泉でリラックスして宿に帰れば、もうひとつのお楽しみ、冬の松葉がに、但馬牛など四季折々の城崎グルメが待っていますよ。

ポイント②:豊かな自然 ~輝くビーチと高原のリゾート、そして美しい花々の町へ~

  • 白い砂浜と美しい海が広がる竹野浜
  • 神鍋高原
  • 但東のチューリップ畑
  • 竹野スノーケルセンター・ビジターセンター
  • 神鍋溶岩流

エメラルドグリーンに輝く海とノスタルジックな港町「竹野」や、大自然のパワースポット・高原リゾート「神鍋高原」、四季折々の花に囲まれた日本の原風景「但東」など、豊かな自然に恵まれた豊岡市。

さまざまな表情を持つ豊岡で、ココロを豊かにカラダをリフレッシュしませんか?

【海】竹野浜で真っ白な砂浜と美しい海をエンジョイしよう!
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約1㎞の白い砂浜が続く竹野浜海水浴場。透明度が高く、美しいビーチでエメラルドグリーンの海を思いっきり楽しむことができます。山陰海岸ジオパーク内でのシーカヤック、スノーケリング、ビーチヨガ、サイクリングなどアクティビティも盛りだくさん!アウトドア派には特におすすめの地域です。
たけの観光協会
【山】高原で体を動かしてパワをーチャージに神鍋へ!
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春は山菜採りに、トレッキング、ニジマス釣り。夏はパラグライダーや、ゴルフにテニスやキャンプ。秋は紅葉巡りに滝巡り、そして冬はスキーやスノーボード。
神鍋高原は四季を通じて様々な表情を見せてくれる兵庫を代表するリゾート地です。
日高神鍋観光協会
【花】あふれる四季の花々!穏やかな時が流れる但東で癒されるひととき
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花の町として知られる但東。春は100万本のチューリップ、夏はひまわり畑、そして秋にはまるで絵画のように美しく紅葉した安国寺のドウダンツツジを見に多くの人が訪れます。
また、澄み切った空気と田園風景が美しく、天然温泉や心を込めて作られた産物が魅力です。 古民家を活用した農家民宿では、懐かしい囲炉裏で食べる田舎料理を味わえます。
四季折々の花や日本の原風景を楽しむ癒し旅はいかがでしょう。
但東シルクロード観光協会

ポイント③:出石 ~江戸にタイムスリップ、歴史情緒あふれる城下町~

  • 城下町散策はいかがでしょう
  • 城下町出石
  • かわいい雑貨屋さんも♡
  • 出石の皿そば
  • 城下町出石
  • 城下町出石
  • 出石そば
  • 出石城跡

「但馬の小京都」とも呼ばれる城下町・出石。城跡、家老屋敷や、日本最古と伝わる時計台「辰鼓楼(しんころう)」を始めとする歴史的な街並みが、歩いて回れるエリアに残されています。また名物の「出石そば」は、江戸時代にお国替えとなったお殿様が、信州からそば職人を連れてきたのが始まり。出石焼の白い小皿に盛りつけた皿そばを、何枚も食べる独特のスタイルで、食べた枚数によって「そば通の証」や、無料特典がもらえるお店もあるので、ぜひチャレンジしてみては?

ポイント④:幸せを運ぶ コウノトリ 〜コウノトリが悠然と舞うまち~

  • 豊岡市立コウノトリ文化館

豊岡と言えば「コウノトリ」。繁殖の季節にテレビのニュースでご覧になる方も多いのではないでしょうか。乱獲が原因で、一度は絶滅したコウノトリ。豊岡はその最後の生息地でした。その後、長い年月をかけて人口飼育に挑戦し、今では街の至るところでコウノトリを見ることができるまでになりました。野生のコウノトリを見つけるなら、最も遭遇率の高いスポット「兵庫県立コウノトリの郷公園」がおススメです。コウノトリの生態も詳しく学べます。

ポイント⑤:豊岡鞄 ~千年の歴史を持つカバンのまち~

  • Toyooka KABAN Artisan Avenue
  • カバンの自動販売機(カバンストリート)
  • 豊岡鞄

日本一の鞄の生産地・豊岡。その歴史は古く、天日槍命(アメノヒボコ)によって、柳細工の技術が伝えられた神話が始まりとされ、奈良時代には、豊岡の「柳筥(やなぎかご)」が正倉院に上納されたほどです。「カバンストリート」には、さまざまな豊岡ブランドの鞄を扱うセレクトショップやオーダーメイド専門店、革細工体験のできる工房や、珍しい鞄の自動販売機が立ち並んでいます。旅の途中にお気に入りのアイテムと出会えるかもしれません。

ポイント⑥:豊岡演劇祭 ~舞台が街をリトリート~

  • Platz市民演劇プロジェクト『新・豊岡かよっ!』【「豊岡かよっ!」(2020年 作・演出内藤裕敬)】
  • ノイマルクト劇場+市原佐都子/Q『Madama Butterfly』【© Philip Frowein】
  • 岩下徹×梅津和時 即興セッション 「みみをすます (谷川俊太郎同名詩より)」【photo by bozzo】
  • 劇団あはひ『光環(コロナ)』【photo by bozzo】
  • 青年団『銀河鉄道の夜』
  • 多田淳之介『スーパーハッピーYBランド2022~チルチル&ミチルのハッピーツアーズ~』

日本の現代演劇を牽引してきた劇作家・平田オリザ氏が、主宰する劇団「青年団」をなんとここ豊岡市に移転!平田氏本人も豊岡に移住し、この地で世界最大の国際演劇祭の実現を目指しています。開催が予定されている豊岡演劇祭には約80団体が参加、関連イベントも含めると100を超える催しの日本最大級の演劇祭です。(2022年予定)。会場となる城崎国際アートセンターは、滞在型創作活動の拠点施設として、世界の劇団やダンスカンパニーが豊岡で創作活動を行い、世界の一流のアーティストと住民、子どもたちが身近に触れ合ってきました。また豊岡市では、演劇を小中学校のプログラムに組み込み、生徒のコミュニケーション能力を育んでいます。舞台芸術が豊岡の街を再創造する、そんな最先端の取り組みから、第2、第3の「城崎にて」がきっと生まれてくることでしょう。