鳥取市観光サイト

岩美町にある「山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館」には、山陰海岸に生息する生きものたちの展示コーナーがあります。海や磯、砂浜・砂丘などカテゴリごとに分類されており、実物の貝殻を使った貝探し体験コーナーなどもあります。

海水浴や磯遊びをする前に、ここでどんな生きものが生息しているかを把握すれば、遊びながら自由研究にまとめることができます。

生きものだけでなく、「浦富海岸の磯浜の溶岩」の解説展示コーナーもあるので、ここで勉強をしてから実際に浦富海岸へ同じ石を探してみるのも自由研究のテーマとしておすすめです。

浦富海岸は複雑に入り組んだリアス式海岸の絶景スポット。波風の侵食をうけた奇岩や絶壁など、ダイナミックな景観が広がっています。大小さまざまな島や洞門、洞窟を船長が生の声で解説しながら巡る遊覧船は自由研究のテーマにも最適！遊覧船にのりながら、島々を撮影し船長の解説やパンフレットの情報をまとめてレポートしてみてはどうでしょうか？浦富海岸に昔から言い伝えられてきた伝説やエピソードなどもあり、面白いレポートになるはず！

きれいな写真を撮るには遊覧船の右側に乗るのがおすすめ！あとでまとめやすいように、船長が解説する声の録音許可も相談してみましょう。

新温泉町にある「山陰海岸ジオパーク館」では山陰海岸の歴史や地層をわかりやすく解説する資料や、日本列島がアジア大陸の一部だったことを物語る岩石、化石、溶岩などを多数展示しています。大地をつくる岩石と水をテーマにさまざまな実験装置があるのでテーマ自体を相談しても対応してくれます。

館のすぐ隣には、浜坂県民サンビーチとキャンプ場があるため、キャンプや海水浴を楽しみながら合間に自由研究をやってしまえる絶好のロケーション！浜坂海岸の砂浜や、近くにある磯浜（田井の浜）を比較して成り立ちを考察してみるのもいいかもしれません。

香美町にある「ジオパークと海の文化館」は展示スペースも広く、フリーWi-Fiやワークスペースも完備した自由研究に最適な施設です。

複数の展示コーナーがあり、館長やジオパーク推進員の方も親切に相談にのってくれるため、自由研究のネタはたくさん！

2Fの「日本海の生き物コーナー」では魚やカニのはく製がたくさん展示されています。実物大をスケッチし、種類や特徴をまとめてみる、実際に市場や釣りでゲットした魚を調べ、さばいてみる、料理して食べてみるなどもテーマとしてどうでしょうか。

また、１Fの「ジオパークコーナー」では香美町で発見された動物などの足跡化石が展示も。近くの海岸で今でも化石が見られる場所があるかも！？事前に施設へ連絡すれば近くのスポットを案内してくれます。

「八東ふる里の森」では5月下旬から8月盆にかけて貴重な野鳥たちを観察することができます。テント貸出＆設営付きの手ぶらプランやバンガローもあり、宿泊の客は野鳥観察の事前予約は必要ないため、泊まりでの利用がおすすめです。

他にも8月には「夏休み探求学習」として特別プログラムも開催予定。

ブナの天然林に囲まれた、森のキャンプ場での特別をそのまま自由研究に！

若桜町の「氷ノ山自然ふれあい館 響の森」には「学習展示ルーム」があり、氷ノ山の歴史や文化、地形地質、動植物を詳しく紹介されており、自由研究にも活用できます。

直径23ｍ、高さ10ｍの展示室いっぱいに氷ノ山のブナの森を再現した「森のジオラマ」には野生動物のはく製などもあり、ここを歩けば氷ノ山に上った気分も。

少人数対象リクエストプログラム「響の森 エコツアー」も開催していて、ガイドの解説・案内のもと森の中を散策しながら、自由研究の材料を収集することもできます。