鳥取カレーを極める!その極意とは?

常にカレールーの消費量全国1位を競う鳥取市。そんなにカレーが好きなの?そう、好きなんです!鳥取のカレーの原点は「家カレー」と言われます。

共働き家庭が多いから、まとめて作り置きができ、ご飯さえあれば子供が喜んで食べるからだとか。また昔、市内で働く人のお昼ごはんは、喫茶店でカレーとコーヒーが定番だったとか。

早く出てきて手早く食べられ、しかもパワー盛り盛りになるカレーが、鳥取市の経済成長を支えていたのでしょう。そんなバックグランドを持つ鳥取のカレーは、食文化の一つとなっています。

まず普段遣いの「喫茶店カレー」から、勢力を拡大しつつある「シャバシャバ系カレー」まで食べ歩き、鳥取カレーを極めましょう。

鳥取カレーを極める!その極意とは?

ルーの消費量No.1!まちなかに溢れる「カレー」を知ろう

  • すなば珈琲の大山どりカレー
  • スーパーにはカレールーがずらり
  • おうちごはんの定番メニュー
  • 鳥取県庁のジビエカレー

カレー大好き鳥取市民の住んでいる「まちなか」には、カレーを楽しめるお店がいっぱい!

市内の喫茶店には老舗ベニ屋をはじめメニューには必ずと言っていいほどカレー&カツカレーが載っています。

限られた昼休みを有効に使おうと、手早くカレーを食べてゆっくりコーヒを楽しみ、午後の仕事も頑張るといった名残なんでしょうか。このカレー&コーヒーはもはや鳥取の文化。喫茶店を見つけたら、まずはカレーを食べてコーヒーを楽しむ。これが鳥取カレーを極める第一歩です。

また、市内スーパーマーケットの、カレーコーナーにある多彩なカレールーと香辛料・スパイスの多さには眼を見張るものがあります。またレトルトカレーは、ナショナルブランドからご当地モノまで多種多彩。あれこれトライして、お気に入りのおうちごはんを楽しむのも鳥取流です。

ちなみに鳥取県庁の食堂では、カレーと全国的にも注目されている鳥取ジビエのコラボレーションで誕生した「鹿カレー」や「イノシシカレー」が毎週火曜日に週替りで登場します。

鳥取でカレーといえば、ベニ屋。ベニ屋と言えば「チキンカツカレー」&「インドミルク」で決定!

  • 定番メニューチキンカツカレー
  • 人気メニューのかき氷
  • 喫茶ベニ屋の店主
  • 喫茶ベニ屋の店内

本通商店街にある昭和23年創業の老舗「喫茶ベニ屋」。昔も今も、変わらずの人気店です!

年配のご夫婦が、仲良くカレーを食べてコーヒーを飲んでる風景がごく当たり前なのが、ベニ屋の愛され理由。少し黒っぽく、粘度高めで、具もわからない程じっくり煮込まれたルーが特徴のカレーです。

叩いて薄くのばした鶏ささみのカツが美味なチキンカツカレーは、地元で愛される定番の一皿。店主が目指すのは”毎日でも食べられるカレー”。その想いの通り、週に何度も通う人、8時の開店とともに朝カレーに来る常連もいるほどです!

そして、もう一つの人気メニューが「かき氷」。季節限定ではありません。種類も多彩ですが、その中でも「インドミルク」は特にオススメです。その正体はココア味。インパクトのあるカレーの後に、甘すぎなく優しい味のかき氷がベストマッチなんです。その他にも、インド氷・インド金時・インドミルク金時など、バリエーションも豊富です。

ベニ屋で迷うことなくカレー&かき氷をダブルで注文するようになったあなたは、鳥取ロコの仲間入りです!

「シャバシャバ系」のカレーや限定カレーも要チェック!

  • 蟹が贅沢にのっている期間限定カレー

鳥取カレーの源流は「家カレー」と言われる、粘度が高く、じゃがいもなどの具材がゴロゴロ入ったものですが、近年は粘度の低いシャバシャバ系のカレーも人気上昇中です。

鳥取の人気店「かるだもん」から広がったシャバシャバ系カレーは、「カレーハウスムーナ」、「カレー食堂ボヌール」などが人気を博しており「カレーハウスムーナ」の唐揚げも人気の一品です。

また、太平線商店街にある「モンクス」は、ゆったりとした落ち着きある時間が過ごせるお店として人気です。

鳥取駅近くにあるのが「パラキート」。お店の外観や店内は明るく、女性客も入りやすい雰囲気です。月替わり限定メニューもあり。とりあえず悩んだら2種類を楽しめる「あいがけカレー」を試してみては?

あなた好みのカレー屋さんを見つけてみてはいかがでしょう?

パラキート
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明るい雰囲気が女性に人気のお店
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モンクス
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ゆったりとした落ち着きある時間が過ごせるお店
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広がる「鳥取カレー」の世界

  • 素敵なお皿が並ぶ「カジカリー」の明るい店内
  • 民藝を楽しむことのできる「たくみ割烹店」
  • カジカリーでは好きなお皿をお選びいただけます

視点を変えるのも、楽しみ方のひとつ!

民藝文化が息づいている鳥取。そんな鳥取でカレーを楽しむなら、民藝を楽しみながら味わうカレーはいかがでしょう。鳥取民藝美術館・たくみ工芸店の横にある「たくみ割烹店」は、吉田璋也氏の「生活的美術館」という役目から生まれたお店で、使われる器や調度品は民藝で統一されています。ランチでしか食べられない「鳥取和牛の味噌煮込みカレー」は、隠し味に味噌を使っていて、まったりと味に奥深さを感じます。

また、完全予約制・週4日ランチ営業というスタイルでも評判の「カジカリー」でも、棚にアートのように飾ってある地元窯のお皿の中から、好きなものを選んでカレーが食べられるという、エンターテイメントを体験することができます。

エンターテイメントと言えば、薬膳かれーの「木の香り」。定番のカレーはもちろんですが、スパイスの効いたカレーアイスクリームやカレーパフェ、シフォンケーキなど、カレーの新たな世界を広げてくれます。

その他にも、「マツコの知らない世界」でも取り上げられた 北の大地の「鳥取カレーちゃんぽん」、2019年全国カレーグランプリで第3位になった 鳥取だいぜんの「純さばカレー」と、鳥取カレーの世界はまだまだ広がりを見せています。

たくみ割烹店
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民藝とカレーが一度に楽しめるお店。
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カジカリー
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完全予約制!センス溢れる店内はスパイスの香りが漂います。
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木の香り
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薬膳カレーが定番。スパイスの効いたカレーアイスクリームやカレーパフェなども楽しめます。
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おうちで「鳥取カレー」

  • 豊富なラインナップ
  • 鳥取からうまれたレトルトカレー
  • ピンクカレーと梨カレー
  • ピンクカレーイメージ
  • 梨カレーイメージ
  • カレーに合うプリンセスかおり米

もっと楽しみたい!という方には、「おうちで鳥取カレー」もオススメ。もちろんお土産にも最適です!

鳥取和牛にらっきょう、梨etc・・・鳥取の名産品とコラボレーションしたご当地レトルトカレーがたくさん販売中!

鳥取和牛がゴロゴロ入った「ビーフカレー」や、脇役だったらっきょうをカレーにしちゃった「らっきょうカレー」。梨の爽やかさでさっぱり仕上げた「梨カレー」など、これならお家でもお手軽に鳥取カレーを味わえますね。

また、見た目のインパクトも強烈な「ピンクカレー」も登場!鮮やかなピンクをまとったカレーは、贈り物やお土産にも最適。話題を独り占めできますよ。

さらに鳥取県では、カレーに合うお米にもこだわり、とうとう「プリンセスかおり」という品種を作っちゃいました。

プリンセスかおりで多彩なご当地レトルトカレーを味わうのも、新しい鳥取カレースタイルですね♪

丸由百貨店地下や、まちパル、わったいなや道の駅などで、鳥取のご当地カレーを探してみてください!

Column

カレーの付け合わせは「らっきょう」で決まり!

鳥取県は全国トップクラスのらっきょう産地なんです。

「砂丘らっきょう」ブランドで有名な鳥取市福部町をはじめ、鳥取県中部の北栄町などでも栽培が盛んです。

鳥取のらっきょうを食べたら、他のらっきょうが食べれない!というファンもいるほど。

鳥取カレーとらっきょうの相性は抜群です!

カレーの付け合わせは「らっきょう」で決まり!
  • 喫茶ベニ屋
  • たくみ割烹店
  • カジカリー
  • 木の香り
  • パラキート
  • モンクス
  • すなば珈琲 鳥取市役所店
  • 鳥取県庁食堂